自然写真家が、25年ぶりに動物園で”どうぶつ”を撮ってみた。

9ヶ月の息子が公園の鳩を追いかけるようになったので、社会科見学にと動物園へ。(ちなみに8ヶ月で歩き始め、今は数十秒徒歩をキープできるようになりました。)
せっかくなので、普段は仕事以外持ち歩かない一眼レフカメラを片手に、レンズはタムロンの70-300mmF4-5.6、望遠レンズ一本勝負です。

タイトルにもある通り、動物園で写真を撮るのは幼少期ぶりです。小学生の頃、両親から与えられた”写ルンです”で、動物を撮影するのを楽しんでいた記憶があります。
それが初めて手にしたカメラであり、写真家になるきっかけにもなりました。

さて、今回訪れたのは王子動物園
入り口のゲートをくぐると真っ先に現れるフラミンゴ。(個人的に)動物園といえばフラミンゴ、何だか懐かしい気持ちになります。

続いて、大人気のパンダ。今年の7月に王子動物園からパンダがいなくなるかも・・!?(未定)

一番のお目当て、象。ずっと見てられます。

なんとも可愛らしい人気者レッサーパンダ。

息子もお気に入りのコツメカワウソ。写真の表情は裏腹、とても人懐っこい性格です。

北極圏では生態系の頂点に君臨する北極熊。いつか北極で撮ってみたい。

さて、どなたでしょう。

キリンです。

ボルネオオラウータン、綺麗な瞳。

ヒッポー、こう見えてワニやライオンをも噛み殺す力の持ち主。

絶滅危惧種のアムールヒョウ。野生下では100頭も生存していないと言われている非常に貴重な動物です。

自然写真家となった今、動物愛護の観点から動物園へは複雑な気持ちもありますが、飼育員の方々の動物たちへのコミュニケーションを垣間見て少し安心する部分もありました。
もし、自分が園長なら「様々な植物を使って動物たちの生息地に近い環境づくり、まずは動物たちが楽しく暮らせるようにしたい」そんなことを考えながら、コンクリートに囲まれた檻を眺め、動物園を後にしました。

「最後に大人の豆知識」
公立である王子動物園の運営費は12億円前後と言われています。そのうち収入は5億円程度ですので、残りの7億円は神戸市民の税金に補われています。(おおよそです)



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