前回の続きです。
遂にフリーランスデビューしたけど想像していたより仕事がない。
最初はそういうものです。
これから戦略を練って成功に繋げていく過程が事業の楽しみでもあります。
事業を始めて、いきなり爆発的に仕事が舞い込んでくるようなことはありません。
友人や知人が付き合いで仕事依頼してくれる程度でしょう。
自分のやっている仕事が心から好きであれば、その軸はブレてはいけません。
特殊な仕事でない限り、周りには多くのライバル(同業者)が存在します。
すでに始めていたライバルは実績と信頼のうえで、あなたに勝っている場合がほとんどです。
一般客や企業は信頼ある人や会社にお金を払いますね。
そういった場合、ライバルにはない付加価値を自分自身で生み出さなければなりません。
例えばフリーランスカメラマンのA君の場合。
近年は高性能なデジタルカメラが安価で手に入るようになり、綺麗な写真を撮れるカメラマンは世界中に星の数ほどいます。星の数ほどいるカメラマンから、実績もないA君が選ばれるようになるにはどうすればいいでしょうか。
A君は考えた結果、京都に引っ越し、中国語のマンツーマンレッスンに通うことにしました。
中国語が堪能で京都に詳しくなったA君は、Airbnbエクスペリエンスで「京都のディープスポットをご案内!さらにあなたの旅の記録を写真で残します!」と中国人観光客向けに発信してみます、もちろん中国語で。
中国人観光客にとってA君は極めて貴重なカメラマン。口コミで仕事が次々と舞い込んできます。しかも一般のカメラマンより高単価で仕事を請け負うことができました。
A君はさらに着付け教室へ通い出し着付けを習得、さらに新しいサービス「京都のディープスポットをご案内!さらにあなたの旅の記録を写真で残します!着物レンタルと着付け無料!」と付け加えました。
これは私が作った想像の話しです。
ここにある「京都への引っ越し」「中国語のマンツーマンレッスン」「着付け教室」はライバルに打ち勝つための戦略であり投資です。
フリーランスは多くのライバルに埋もれないよう、常に新しいことに挑戦し続けなければいけません。
何に投資するかをじっくり考え、長期スパンで戦略を練る必要があります。
時には失敗することもあるでしょう。
フリーランスは時代の変化とともに仕事量にも波があります。会社も同じですね。
波が小さい時もあれば大きい時もある。
ライバルに勝つためには、時代を読み、戦略を練り、挑戦し続けること。それらを楽しむことができれば、フリーランスとして食べていけるのではないでしょうか。というのがフリーランスで食べている私の経験談でありアドバイスです。
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