10年ほど前、毎週のようにたこ焼きを食べていた、私は生粋のたこ焼き好きです。
昔々、ワーキングホリデーでオーストラリアに渡る際、スーツケースにたこ焼きの鉄板を忍ばせていきました。子供の頃から、何年も使い込んだ鉄板は、しっかりと油が染み込み、外はカリっと中はとろっと焼ける拘りの鉄板です。当時は「電気は邪道、たこ焼きはガス火で」という拘りがありました。
その鉄板はオーストラリアのいくつものパーティで大活躍し、帰国時には日本に持ち帰ったものの、いつかの断捨離で手放してしまいました。
当時の写真を探っていたら、鉄板との思い出が山ほどでてきました。
以下は2012年頃、バイロンベイで写したものです。
事あるごとに、バイロンベイのフィッシュマーケットでベビーオクトパスを仕入れ、鉄板を片手にパーティーに出向いていました。
ちなみに一番最後の写真のピンクのシャツの友人は、一昨年からニュージーランドでたこ焼き屋を開業しています。その名も「Golden Balls」マウントマウンガヌイという場所のビーチマーケットやイベントで出店しいているそうです。
さて、思い出の鉄板は失ってしまいましたが、頂き物のホットプレートにたこ焼きの鉄板が付属していたので、自宅ではそれを使ってたこ焼きを作っています。ちなみに、電気(ホットプレート)とガス火とでは出汁の粘度を少し変えています。水や粉の分量は計りません、長年の感覚で混ぜながらとろみを調整しています。
私の実家では、ちくわとこんにゃくが必ず入っていたので、それを受け継いでいます。
出汁を少しゆるめ作っているのも一つの原因ですが、電気は出来上がるのにかなり時間がかかります。
最後に少しだけ油を垂らして、外をカリッと仕上げます。
電気はカリッと仕上げるのに30分ぐらいかかります。
「今回の拘りポイント」
電気でたこ焼きを作る場合、市販のたこ焼き粉のマニュアル通りに材料を配合すると、食感がモチっと少し重たい仕上がりになります。少し水を多めに、場合によっては卵を追加して、時間をかけて回すことにより、ふわとろっと仕上がります。あとは、出汁を流す前にしっかり鉄板を温めて、出来上がるまで強火キープです。(※BRUNOホットプレートの場合)
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