チェーン店で買うコーヒー豆はギャンブル?

コーヒー豆は焙煎所で買うことが多いのですが、たまに「チェーン店の豆はどうですか」と聞かれることがあります。

結論から言うと「買って飲んでみないとわかりません」

まず、大手小売業者で販売されているコーヒー豆のほとんどが、パッケージに焙煎日が記されていないので、その豆がいつ焙煎されたのがわかりません。
コーヒー豆も果実なので、時間の経過と共に鮮度が低下します。
豆が空気に触れることにより、焙煎時に含まれる二酸化炭素が放出され、本来の風味が失われるのです。
焙煎日がわからないということは、その豆の鮮度や本来持っているはずの風味が失われていないのか、飲んでみないとわかりません。
チェーン店で豆を買ういうことは一種のギャンブルなのです。

試しに、近所のカルディでコーヒー豆を買ってみました。

ブレンドされた豆であれば200g-600円ほどで購入できます。
たくさんある豆の中で悩んだあげく、売れてそうな「モーニングブレンド」をチョイス。
売れてそう=回転率が高いといことは、長期保管されていないという勝手な予想です。

ハリオV60で淹れてみましたが、蒸らしもしっかり膨らみ、雑味もなく風味もあり、美味しくいただきました。
大手小売業でコーヒー豆を購入するときは、一番売れているものを買うのがよいかもしれませんね。回転率が高く新鮮な可能性がありますので。



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